南陽市市勢要覧 page 9/20
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『ゆ』めを『か』なえる『い』いまちづくり赤湯温泉観光センター「ゆーなびからころ館」がある通称赤湯温泉通りの歩道には、季節を感じさせる花壇が設けられています。その花壇の中にはさまざまな方言が書かれた看板....
『ゆ』めを『か』なえる『い』いまちづくり赤湯温泉観光センター「ゆーなびからころ館」がある通称赤湯温泉通りの歩道には、季節を感じさせる花壇が設けられています。その花壇の中にはさまざまな方言が書かれた看板も立てられ、美しい花とともに訪れる人を出迎えます。この心温まる花壇と方言の看板を設置したのは、赤湯の活性化に取り組む「赤湯温泉ゆかい倶楽部」。女性を中心としたこの倶楽部の代表を努めているのは、赤湯でワイナリーを営む酒井綾子さんです。「『ゆ』めを『か』なえる『い』いまちづくりをしていこうと「ゆかい倶楽部」と名付けました」。さまざまな体験ができる「楽しいまち歩き」の拠点街に花を植えることを中心にさまざまな活動をしてきた赤湯温泉ゆかい倶楽部は、2011年11月に、桜の名所百選に選ばれた烏帽子山公園へ南陽市には、全国に誇れるさまざまな地域資源があります。その一つが全国に名を知られる赤湯温泉です。開湯900有余年を経た由緒ある温泉は、幾多の時代を経て情緒豊かな温泉街を形成しました。その街並みは住宅や商店と一体化し、大切な観光資源であると同時に、市民の大切な暮らしの場にもなっています。現在この赤湯温泉の活性化に取り組んでいるのが「赤湯温泉ゆかい倶楽部」です。●赤湯温泉ゆかい倶楽部会長酒井綾子さんと続く御神坂脇に、郷土料理体験やワイン染め体験、季節限定のイベントなどを行う御神坂体験工房「はまぁ?れ」をオープン。「地域の人と利用者が講座を通して交流してもらえれば」と、講師は地域に住んでいるその道の「達人」ばかりです。場所も烏帽子山公園の入り口にあるだけに、赤湯温泉通りから裏通り、烏帽子山公園へといった「楽しいまち歩き」の拠点にもなっています。赤湯のまちの賑わいが、市全体の活気へ繋がる酒井さんは「体験や交流はもちろんですが、温泉に来た人に赤湯のまちを歩いてもらい、観光や買い物、食事をして『楽しかったから、また来たい』と思ってもらいたい。地域の人と観光客で賑わうような活気のあるまちにしたい」そうです。市民はもちろん観光客も集まる「いで湯の里」の賑わいは、やがて南陽市全体の活気へと繋がっていくのです。産業のまちづくり[人・取り組み]?御神坂体験工房「はまぁ~れ」オープン時の様子「がんこ親父のみそづくり体験」など楽しい体験メニューがあります。ゆかい倶楽部のアイディアで創られた方言の看板御神坂の桜をキャンドルで照らすイベント企画おみさか▼このページのインタビューの様子を動画でもご覧いただけます。http://www.city.nanyo.yamagata.jp/