ブックタイトル広報とみや 平成25年8月号

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概要

広報とみや 平成25年8月号

2013 8月号 10四季学校について 平成21年4月に立ち上げた四季学校。西成田地区の恵まれた自然と西成田コミュニティセンターを活用し、住民同士の交流を通じて、地域活性化につなげる活動を展開しています。 当初は、酒米をきっかけに地域づくり、町内の新旧住民の交流促進を図りたいとの思いで始まった四季学校も今年で5年目。日本酒「蓑みのかくし」の酒米の田植え、稲刈り体験のほか、ほたる観賞会(関連記事P12)やタラの芽とり、サツマイモ、カボチャの栽培など、四季を通じたイベントを開催し、皆さんとの交流の輪を広げています。 今年の田植えには、初めて明石台第六町内会の子ども会育成会の皆さんに参加いただきました。地域で参加していただいたことが何より嬉しかったです。 年々参加される方が増え、町制施行50周年記念式典でも表彰いただき、四季学校の活動が皆さんに認知されてきたのかなと感じています。蓑かくしに対する思い 参加者の皆さんと一緒に田植え、稲刈りをし、収穫した酒米「まなむすめ」を地元酒蔵の内ヶ崎酒造店で仕込み、完成した純米酒「蓑かくし」は、人と土地の思いが詰まった、私にとって自慢したくなるうまさ、誇りにしたい味です。初めて飲んだときのあの味は、感無量で言葉にならないほど感動しました。一緒に田んぼに入って指導していただいている地域の方には、感謝の気持ちでいっぱいです。 蓑かくしの名は「昔、地主が100枚ある自分の田んぼを数えたら、1枚足りなく、足元の蓑の下に田んぼが1枚隠れていた」という、西成田地区の伝承をヒントに命名したんですよ。十三夜 魂のふるさとまつり 7回目の開催となる今年は、町制施行50周年、人口5万人に合わせて、5万個のランタンを灯し、例年以上のにぎわいと活気があるまつりにしたいと思っています。 ふるさとまつりを通じて、多くの方に富谷の歴史を知っていただき、住民同士の交流、絆を深めてもらえれば嬉しいです。富谷町に思うこと 私は生まれも育ちも西成田で、ずっとこの町で暮らしてきました。人口が5万人を超え、都市機能が充実し、どんどん発展する富谷町。なつかしさとあたたかさが残る西成田のような自然豊かな場所もあり、都市と自然が調和しているのが、この町の魅力だと思います。 今も昔も変わらず、住む人の心があたたかい、笑顔で暮らせるまちであってほしいですね。自然とふれあいながら地産地消を楽しむ心を皆さんと一緒に育んでいきたいです昭和27年生まれ。富谷町西成田在住。富谷自動車整備工場を営む傍ら、平成21年4月に、西成田地区の豊かな自然環境の保全と地域活性化につなげようと四季学校を発足し、学級委員となる。今年の町制施行50周年記念式典において、地域活性化団体四季学校代表として特別功労表彰を受賞。また、平成22年より十三夜 魂のふるさとまつりの実行委員も務めている。趣味は読書、海釣り。好きな言葉は「情けは他ひ人とのためならず」。四季学校学級委員 佐々木 吉晴 さん四季学校の田植え稲刈り体験四季学校 西成田地区に残る里山とそれをとりまく豊かな自然環境を地域の皆さんとともに育み、農業体験や自然観察会など、四季を通じて交流を楽しむ野外学校です。■問四季学校事務局 高田さん(?348-5971)No. 56