ブックタイトル広報とみや 平成25年8月号

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概要

広報とみや 平成25年8月号

3 2013 8月号 町の代表的な特産品であるブルーベリー。その生産を担っている富谷町ブルーベリー生産組合が、今年で30周年を迎えました。栄養たっぷりのブルーベリー ブルーベリーはツツジ科スノキ属に分類されるアメリカ原産の落葉低木果樹です。その果実が美しい青色になることから「ブルーベリー」と呼ばれています。 鉄分やビタミン、アントシアニンなどが豊富に含まれており、目に優しい健康食品として知られています。 富谷町では、約20種類のブルーベリーを栽培しており、なかでも代表的なものが、北部ハイブッシュのチャンドラーという品種です。ブルーベリーの中でも最大粒品種で、酸味が強いのが特徴です。町の代表的な特産品 町では、ブルーベリーを特産品としてブランド化するため、生産組合とともに生産開始当初から支援に努めてきました。 昭和61年に生食の市場出荷を開始しましたが、市場での新しい果実への評価は厳しく、販売は苦労の連続でした。組合員の努力により徐々に売り上げを伸ばすと、昭和62年には郵便局とのタイアップによる「ゆうパックふるさと小包便」を開始。 さらに、昭和63年には加工場を建設し、その後ジャムやジュース、ゼリー、黒酢などさまざまな商品が開発され、ゆうパックで全国に発送されるようになりました。発送先は主に県内や関東地方ですが、北は北海道、南は沖縄県からも注文があります。ゆうパックで生食用ブルーベリーを取り扱っているのは東北地方では富谷町だけで、全国各地に「ブルーベリーは富谷町」といわれるまでに認知度は高まりました。 ブルーベリーに関連した行事や事業もあり、一般の方が楽しめる摘み取り園のほか、ジャムづくりや料理教室を行うブルーベリーふれあい教室、ケーキ店が腕を振るうスイーツフェアなど、主にブルーベリーが旬の7月から8月に開催されます。 今年で4回目を迎える「とみやブルーベリースイーツフェア」では、町内6店舗のケーキ店がブルーベリーを使用した自慢のオリジナルスイーツを販売しました。 ブルーベリースイーツフェアは富谷町産のブルーベリーをたくさんの方にアピールする良い機会で、町の活性化につながっていると思います。 スイーツフェア期間中は、富谷町産だけのブルーベリーを使用し、皆さんにご賞味いただいています。今後は、お菓子だけではなく、料理や加工品などにも広がり、ブルーベリーを使った新しい商品が生まれてくると良いですね。 昭和62年に始まった生食用ブルーベリーのゆうパック。チルドもない当時は、富谷郵便局で生ものを送るのに苦労したと聞きます。身内の方へ生たまごと一緒に送ったりして、潰れていないか、腐食していないかを確認するなど試行錯誤したそうです。東北地方では富谷町だけ、全国的にもめずらしい生のブルーベリーゆうパックを通じて、歴史ある富谷のブルーベリーを全国に広めていくことが、私の役目の一つだと思っています。白いオルゴール(日吉台)店主 千葉 照男さん日吉台郵便局 局長 内ケ崎 慎さん富谷町ブルーベリー30周年ブルーベリーゆうパック出発式(7/5)参加6店舗のスイーツお披露目会(7/12)■問産業振興課 農林担当(?358-0523)特集