ブックタイトル医師卒後臨床研修プログラム2015

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概要

医師卒後臨床研修プログラム2015

大学病院ならではの最先端医療を学ぶことができます。岩手医科大学附属病院は、患者様に高度な医療を提供すること、新しい医療技術を開発することに努める高度医療機関として、県内唯一の特定機能病院として平成6年に承認されています。当院には高度先進医療を担う診療科が揃っており、充実した診療科と優秀な指導医、さらには最先端の施設・設備による高度な研修支援体制を整備しています。将来、高度な専門職を目指す研修医にとっては最適な研修施設です。P E T・リニアック先端医療センター超高磁場7テスラMRI平成20年12月に附属施設として開設された「PET・リニアック先端医療センター」では。ポジトロン断層法検査(PET)と直接加速器(リニアック)による外照射放射線治療を実施する最新鋭システムが併置され、がん治療において大きな威力を発揮しています。当院では医学・歯学・薬学の講座横断的・学際的共同研究の拠点として「医歯薬総合研究所」を平成23年に創設しています。この「超高磁場7テスラMRI」を機軸とした脳血管・神経・精神疾患の病態解明のための画像診断技術や臨床疫学研究、老年疾病や腫瘍克服のためトランスレーショナル・リサーチ分野など、様々な領域で実績が生まれています。次世代型320列CT?世界第一号機による高精度画像診断?内視鏡手術支援ロボット「ダ・ヴィンチS iサージカルシステム」岩手医科大学附属循環器医療センターでは、実用機としては世界第一号機の最新の次世代型320列CTを導入し、狭心症や心筋梗塞といった虚血性心疾患を中心に、小児の先天性心疾患、大動脈解離・大動脈瘤に代表される大動脈疾患の診療を行っています。平成25年3月に岩手県内で初めて導入し、同年5月からロボット支援前立腺全摘除術を開始しています。「ダ・ヴィンチ」手術は、ロボットの遠隔操作機能等をこれまでの内視鏡下手術に組み合わせて発展させたもので、高解像度3D画像による鮮明な把握と、多関節を有する繊細な鉗子の動きにより、正確でスムーズな手術操作を行うことができます。10