ブックタイトル医師卒後臨床研修プログラム2015

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概要

医師卒後臨床研修プログラム2015

必修科目消化管内科・肝臓内科部長松本主之教授Takayuki Matsumoto消化管内科・肝臓内科は急性医療から末期がん医療まで幅広いトータルな診療能力が求められます。患者さんの苦しみに共感できる臨床医の育成を目指します。部長滝川康裕教授Yasuhiro Takikawa特徴・特色目標本プログラムは、とくに消化器内科(消化管、肝臓病、胆膵疾患)の研修を希望する医師を対象とする。研修内容は、臨床医に必要な基本的臨床能力の習得のほか、一歩専門性に踏み込んだ内容となっている。病める患者に対する思いやりとチーム医療の実践を基礎に、高度専門医療に対する学術的興味を持ちつつ基本的な診療能力を習得することを目標としている。研修内容・方法?外来:指導医の下で新患外来診療を行い、面接と診察により得られた情報をもとに適切に検査を選択・依頼することができるよう研修する。また、適宜指導医と共に一次二次救急外来の当直を行い、緊急時の初期対応を経験する。?病棟:指導医の下で、入院患者の副主治医として研修に当たる。また、適宜指導医と共に当直を行い、緊急時、急変時の対応を経験する。?カンファランス等:各種カンファランス、抄読会、回診、学会、研究会加し、プレゼンテーション・ディスカッションを行う。?学会発表・論文作成:研修時はあくまで基本的臨床能力の習得に主眼を置くが、貴重な症例があれば積極的に専門医の指導の下に学会発表ならびに論文を作成し、専門雑誌に投稿する。消化管内科・肝臓内科は、急性期から慢性期、終末期医療まで幅広い領域をカバーするのみならず、急増する消化器がんの早期発見・治療など社会的役割が益々高まっています。消化管、胆・膵研究班では、NSAIDs関連潰瘍、MALTリンパ腫、炎症性腸疾患の病態解明と新規治療、消化管運動機能解析に重点を置き、先端的内視鏡手法をいち早く取り入れ、なかでも胃粘膜下剥離術による胃癌治療は全国有数の実績を挙げています。肝臓研究班では、急性肝炎の劇症化予知・予防、慢性肝不全の脳内物質代謝異常、潜在性肝性脳症、栄養代謝異常、ウイルス肝炎の疫学や新規治療法等の研究を行っています。肝癌では我国の集学的治療センターに指定され、外科学との連携のもと肝移植医療にも携わっています。教育に関する行事月火水木金土9:00 10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00外来・検査(消化管内視鏡)外来・検査(血管造影)教授回診(肝)教授回診(消化管、胆・膵)医局会外来・検査(超音波検査)病棟外来・検査(膵胆道造影)外来・検査(消化管造影)外来・病棟(消化管内視鏡)教授回診(重症者)病棟病棟・検査(内視鏡治療)病棟・検査(膵胆道造影)病棟・検査(ラジオ波焼灼治療)(上記スケジュールはあくまで目安であり、変更となる場合があります。)医局会は毎週水曜日(隔週交互に正午30分または午後6時30分より)に行われ、論文抄読、学会発表予行や症例検討などを行っている。各研究グループのミーティング●消化管・胆・膵ミーティング(週1回)●肝臓ミーティング(週1回)外科・臨床病理合同カンファランス(月1回)●胃ミーティング●大腸ミーティング●肝胆膵ミーティング●肝移植ミーティング●肝癌ミーティング臨床各科合同カンファランス●GRAND ROUND(月1回、第4水曜日午後5時30分~)●CPC(臨床病理主催)19