ブックタイトル医師卒後臨床研修プログラム2015

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概要

医師卒後臨床研修プログラム2015

必修科目呼吸器・アレルギー・膠原病内科呼吸器疾患は感冒から肺癌、膠原病などの難病まで多彩な疾患群からなります。また乳児から老人まで対象の気管支喘息、中高年のCOPDと幅広い年代層が対象となります。医師として一生を通して生き甲斐を感じるものと必ず出会う診療分野です。部長山内広平教授Kohei Yamauchi特徴・特色目標本プログラムの特徴は、内科的診断アプローチや治療方針の立て方の実践能力獲得を目的とし、その上に立って呼吸器病学、免疫・アレルギー病学、膠原病および心身医学を中心に内科を総合的に研修し、より幅広い内科的知識や技術を習得しつつ全人的医療を実践できることにある。将来内科・専門医をめざす研修医のみならず他科希望者も受け入れている。研修内容・方法気管支鏡を用いた肺生検や気管支肺胞洗浄は気道病変や肺胞病変を調べる目的で行なわれ、肺癌、間質性肺炎、サルコイドーシス、種々の感染症等多くの疾患の診断に用いられる。呼吸器疾患の診断に画像診断の重要性は高い。胸部単純X写真は日常的に施行され、CT、MRI、PET等は精査を進めて行く過程で広く取り入れられている。また、気道系や肺胞の障害を調べるための呼吸生理学的検査であるスパイロメトリーがあり、閉塞性障害や拘束性障害の程度を評価し、診断と治療を行なう。呼吸器疾患は多彩であり、診断学的アプローチを身につけるのにある程度の経験が必要であるが、問診に始まり最先端の検査機器による検査も駆使して、診断に至る醍醐味は格別なものがある。教育に関する行事8:15 8:30 9:00 10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00月火水病棟回診チェストカンファランス病理カンファランス病棟回診病棟回診教授総回診病例検討会抄読会・医局会※科内CPC病棟回診経験が求められる疾患・病態および検査を60%以上経験する。また、担当した症例を科内症例検討会、CPCおよび研修医GRAND ROUNDで発表する。特に指導医より指示があった場合には内科学会、呼吸器学会、アレルギー学会などで報告をおこないペーパーにまとめる。木金土病棟回診病棟回診病棟回診気道過敏性検査気管支鏡検査気管支鏡検査病棟回診病棟回診病棟での診療はグループ長の下で行う。※科内CPC第4火曜日(上記スケジュールは、変更となる場合があります。)経験が求められる疾患・病態以下の病患・病態について入院患者を受け持ち、診断、検査、治療方針を決定する。経験が求められる検査・処置など以下の検査・処置について適応を決定し、方法を理解し結果を診断する。1肺癌2慢性閉塞性肺疾患3間質性肺炎4気胸5急性呼吸不全6慢性呼吸不全の急性増悪7肺炎8胸膜炎9肺血栓・塞栓症10縦隔腫瘍11気管支喘息12過換気症候群13全身性エリテマトーデス14強皮症15多発性筋炎/皮膚筋炎16混合性結合組織病17シェーグレン症候群18過敏性腸症候群19神経性食欲不振症20軽症うつ病1気道確保(気管内挿管)2胸腔穿刺(ドレナージ法)3胸膜生検4末梢静脈確保5中心静脈穿刺6動脈穿刺7気管支鏡検査8経気管支生検9気管支肺胞洗浄10人口呼吸器管理11酸素投与法12血液ガス分析13皮内テスト14沈降抗体15喀痰グラム染色16スパイログラム・フローボリューム曲線17ピークフローメーター18気道過敏性検査19医療面接技法20心理テスト(質問紙法)23