ブックタイトル医師卒後臨床研修プログラム2015

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概要

医師卒後臨床研修プログラム2015

選択必修科目外科適切な外科的臨床判断能力と、問題解決能力の習得、外科的周術期管理の習得、基礎的手術手技の習得を到達目標とし、全人的な外科診療が実践できる医師を養成します。部長若林剛教授Go Wakabayashi特徴・特色腹腔鏡補助下ドナー肝切除(本学のみ)がスーパー特区の指定を受けているほか、腹腔鏡下肝切除、肥満手術、腹腔鏡補助下胃切除、腹腔鏡補助下大腸切除、小児内視鏡下手術等も積極的に導入し好成績を挙げています。また、研究班は制がん剤感受性試験を中心に国際的に通用する業績を挙げているほか、腫瘍センターを中心とした質の高いがん治療を実践するチーム医療体制も整えられています。人材育成面では卒後臨床研修医、後期研修医、大学院生(一般、目標社会人)それぞれのキャリアパスに応じたカリキュラムを提供しております。卒後初期臨床研修目標を達成した後、基本的手術手技と一般外科診療に必要な外科診療技術を習得する。また、外科サブスペシャルティの特徴も習得させる。座学としてではなく、実地臨床症例を教師とし、体験から自己学習を促進する。外科専門医を目指す者は、2年次に最長11ヵ月の院外外科研修が可能である。研修内容・方法病棟の診療グループ(通常中堅医師と助手さらに講師等で成る診療チーム)毎に2、3名の研修医が配属される。患者の受持医となって診療の実際にたずさわることにより、診療に対するあらゆるレベルでの指導を受ける。受け持ち症例に対しては検査のオーダー、検査結果のチェック、診療録への記載はもとより術前術後の症例検討会、回診ではプレゼンテーションを行う。また、前記した手術手技を1例以上経験し、術後検討会で報告を行い、レポートを提出する。希望により各グループ間のローテートも可能である。また、このチームには医学部の臨床実習期間中、ポリクリの学生が配属される。高度臨床研修の学生(6年生)も一時配属される。従って、研修医といえども学生の指導を行わなければならない。外科専門医取得の明確な意志を持っていれば、2年次に最長11ヵ月県内外の関連病院で院外研修を行い多くの症例を経験することも可能である。27