ブックタイトル医師卒後臨床研修プログラム2015

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概要

医師卒後臨床研修プログラム2015

選択必修科目精神神経科精神医療、心のケアはいつの時代でも大切です。幅広い視野をもった臨床医を育てていきたいと思います。部長酒井明夫教授Akio Sakai特徴・特色精神科救急が、重要な役割を持って全国各地でそのシステムが構築されるようになってきたのはつい最近であり現在も推し進められているところです。岩手医科大学附属病院では、現在の精神科救急の概念が一般的になる以前から夜間、休日を含めた24時間体制の臨床を行ってきました。現在も、他科はもちろん、精神保健福祉士、臨床心理士などとも連携したよりよい診療体制を作るための努力をしています。研究面では、前述の精神科救急や、岩手県が全国目標精神科主要疾患の臨床経験を積み、それらに関する知識、診療技術を体得し、また医療スタッフや患者家族との連携も含めて医師としての態度を習得するとともに、精神障害者の処遇に関する精神保健福祉法の知識、理解を深めることをめざす。また、厚生労働省認定の精神保健指定医の取得資格を得るための必要な研修(5年以上診断または治療に従事した経験を有し、3年以上精神障害者の診断または治療に従事した経験が必要)の一環とすることも可能である。でも自殺の多い地域となっているため自殺予防のための研究を進めています。また、精神医学史や医学哲学など疾患や症状の概念の理解にも重要な研究をはじめ、精神薬理学、メンタルヘルスなど幅広い領域の研究も行っています。さらに新しい興味分野があればその研究にも協力します。教育に関する行事9:00 10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00月外来・病棟火外来・病棟症例呈示会研修内容・方法水外来・病棟?外来:治療に参加一次・二次救急外来での研修?病棟:主要な疾患の治療に参加コンサルテーション・リエゾン精神医学の研修?精神科救急:精神科救急医療への参加木金土抄読会外来・病棟外来・病棟外来・病棟回診外来・病棟その他、全体のセミナー、研究会および各研究グループ勉強会等が不定期で入ります。また、当科では精神科救急も行っています。29