岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム

岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム page 105/254

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心血管・腎・内分泌内科心血管・腎・内分泌内科部長中村元行(なかむらもとゆき)教授■出身(大学・都道府県)/岩手医科大学・岩手県■専門分野/内科学・循環器内科学■得意分野/心不全の病態生理、循環器疾患の....

心血管・腎・内分泌内科心血管・腎・内分泌内科部長中村元行(なかむらもとゆき)教授■出身(大学・都道府県)/岩手医科大学・岩手県■専門分野/内科学・循環器内科学■得意分野/心不全の病態生理、循環器疾患の末梢循環初期臨床研修プログラム■経歴/1977年岩手医科大学医学部卒、1981年同大学院卒、1987年ニュージランド、オタゴ大学(クライストチャーチ)留学、2005年から現職■専門資格等/総合内科専門医、循環器専門医、腎臓病専門医■研究課題/循環器疾患とくに心不全の神経体液性因子や末梢循環からみた病態生理の研究、循環器病の疫学とコホート研究■研究概要/心血管疾患(心不全、心筋梗塞・突然死、脳卒中)の高リスク群のスクリーニング法を開発し、介入法を明らかにする事を目的としている。専門研修プログラム■その他加盟学会等/日本内科学科(評議員)、日本循環器学会(評議員)、日本心不全学会(評議員)、日本心不全学会(評議員)、日本心臓血管内分泌代謝学会(評議員)、日本脈管学会(評議員)、日本心臓病学会(正会員)、日本高血圧学会、日本心臓リハビリテーション学会、日本内分泌学会、日本腎臓学会、米国心臓協会臨床心臓学部会、欧州心不全学会概要高齢者人口の増加や食生活の欧米化とともに高血圧や腎臓病を含む心臓血管系疾患は急増しております。当科の診療守備範部長メッセージ東日本でも有数規模の循環器医療センターと附属病院本院、さらに岩手県高度救命救急センターに医局員を配置し、互いに連携を取りながら心臓血管内のみならずその基礎疾患となる高血圧・腎・内分泌疾患まで幅広く診療を行っております。囲は、循環器疾患(救急医療を含む)、内分泌疾患、腎疾患と広範囲で、本院と循環器センターさらに高度救命救急センターにスタッフを配し、診療、教育、研究を行なっています。さらに盛岡市内や岩手県内のみならず隣県各地に関連病院があり診療連携を密にし、これらの各部署で勉強することにより幅広い臨床経験を積むことができるシステムを作っております。また、内科認定医資格はもちろん総合内科専門医や循環器専門医などの取得、さらに、国内外の学会での発表や医学博士号の取得などの研究活動にも積極的に奨めております。特徴・特色当科の診療分野は広範であり、内科系の広い臨床経験ができます。当科では専門領域をきちんと持った上で、広い視野で患者さんの診療ができる内科医を育てることを目標としています。本県の総合内科専門医の三分の一、循環器専門医の四分の三が当科で勉強した仲間です。昨年度の当科(循環器医療センター循環器内科および本院心血管・腎・内分泌内科)の入院患者数は合わせて約2000例で、他大学の同等の診療科と比べても十分な患者数です。また、当科関連の各分野には臨床経験豊富なベテラン医が揃っており、十分な指導を受けられます。医療の基本を認識した上で、高度先進医療の開発・研究に立ち向かおうと医局員全員が一丸となって研究・診療・教育に従事しています。私の研修時代当時の当科(旧第二内科)では循環器疾患以外にも脳卒中、腎臓や内分泌の患者さんが多く入院していました。私は、様々な病気を診ることのできる医師になりたくて当科で勉強することに決めました。大学病院での初期研修の後は、幾つかの関連病院で勉強をさせてもらいました。これらの病院の医局・診療科は非常に良く連携しており、当科のオーベンの先生方はもちろん他の内科や外科の先生方にも診療科を超えて丁寧な指導をいただき大変貴重な経験をさせていただきました。診療科紹介Iwate Medical University 104