岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム

岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム page 135/254

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概要:
血液・腫瘍内科専門研修プ口グラムスケジュール概要(専門医になるための必要経験年数、認定試験等)血液内科(内科一般)の認定医・専門医としては、(1)内科認定医(日本内科学会)、(2)認定内科専門医(日本内科学会)、....

血液・腫瘍内科専門研修プ口グラムスケジュール概要(専門医になるための必要経験年数、認定試験等)血液内科(内科一般)の認定医・専門医としては、(1)内科認定医(日本内科学会)、(2)認定内科専門医(日本内科学会)、(3)血液内科専門医(日本血液学会)、(4)がん薬物療法専門医(日本臨床腫瘍学会)がある。更に、日本臨床腫瘍学会、日本癌学会、日本癌治療学会の3つの学会が、がん治療認定機構を作り、がん治療認定医の取得を可能としている。(2)認定内科専門医、(3)血液内科専門医、(4)がん薬物療法専門医の受験資格には(1)内科認定医が必須である。修練概要診療経験主に血液内科・腫瘍内科領域の診断・検査・治療を行うが、そのためには内科全般の知識が必須である。殺細胞的治療の化学療法薬、分子標的薬、抗体薬、ワクチン療法を行う上で、感染症をはじめとした支持療法や緩和的医療にも習熟する必要がある。また最近の造血幹細胞移植療法の発達に伴い、GVHDなどの同種免疫に対する治療が増加しているのも特徴である。すなわち血液・腫瘍内科では、腫瘍学のみならず感染症、免疫異常などに対する診断・検査・治療の経験が可能である。専門研修プログラム業績血液内科専門医学会発表、あるいは血液専門雑誌への投稿関連研修科に関する情報?血液内科全般血液内科で扱う疾患は、主に造血器悪性疾患である。そのため少なくとも内科9分野においてかなりの専門的知識が要求される。必要に応じて初期研修では不足の専門知識を学内・学外で研修することが可能である。?移植内科医現在当科で日常業務の一環として行っているのは、同種末梢血幹細胞移植、同種骨髄移植、自己末梢血幹細胞移植である。しかし通常の方法ではドナーの確保が難しい場合の方法として、臍帯血移植が必要なケースも増えている。?臨床腫瘍内科医近年、がん薬物療法に習熟した専門医の養成が急務とされている。造血器悪性疾患に対するマネージメン卜がその基本となるものの、さらなる集学的治療に対する知識も必要である。ライフプラン123456初期研修(2年)大学院入学初期研修(2年)初期研修(2年)大学院専門研修(2年)あるいは血液内科入局大学院(4年)内科認定医取得内科認定医/学位取得(4年目)内科認定医取得7学位取得(6年目)血液内科専門医がん治療認定医がん薬物療法専門医血液内科専門医がん治療認定医がん薬物療法専門医血液内科専門医がん治療認定医がん薬物療法専門医? ? ?留学(1~2年)大学助教市中病院常勤医大学教授・講師・准教授・教授または関連病院科長など認定医・専門医取得に必要な年限【内科認定医】【内科専門医】http://www.naika.or.jp/nintei/tebiki/gaiyo.html参照のこと。【血液内科専門医】http://www.jshem.or.jp/education/参照のこと。【がん薬物療法専門医】http://jsmo.umin.jp参照のこと。診療科紹介【日本がん治療認定医】http://www.jbct.jp参照のこと。Iwate Medical University 134