岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム

岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム page 142/254

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外科外科部長若林剛(わかばやしごう)教授■出身(大学・都道府県)/慶應義塾大学・東京都■専門分野/一般消化器外科■得意分野/特に肝胆膵疾患、肝移植、内視鏡外科■経歴/慶應義塾大学医学部卒業、ハーバード....

外科外科部長若林剛(わかばやしごう)教授■出身(大学・都道府県)/慶應義塾大学・東京都■専門分野/一般消化器外科■得意分野/特に肝胆膵疾患、肝移植、内視鏡外科■経歴/慶應義塾大学医学部卒業、ハーバード大学外科留学、慶應義塾大学一般・消化器外科専任講師を経て2005年9月より岩手医科大学外科学講座教授、専門は一般・消化器外科とくに肝胆膵疾患、肝移植、内視鏡外科、2007年1月に岩手県初の生体肝移植を成功させる。また、からだにやさしい外科治療も実践している。■専門資格等/日本外科学会専門医、同指導医、日本消化器外科学会専門医、同指導医、日本肝胆膵外科学会高度技能指導医、がん治療認定医、がん外科治療認定医など■研究課題/消化器外科、内視鏡外科、小児外科、乳腺外科、内分泌外科の基礎研究と臨床研究、移植免疫学、がんの細胞生物学、プロテーム解析など■研究概要/内視鏡外科手術成績の解析等を英文論文で多数発表しており、国内外で大いに注目されている。また、アジアで唯一のプロテオーム解析機器を研究室に設置し、精力的にがん領域の基礎研究を行っている。■その他加盟学会等/日本外科学会、日本消化器外科学会、日本肝胆膵外科学会、日本内視鏡外科学会、日本小児外科学会などで要職を努める。概要当科は上部消化管(食道・胃)、下部消化管、肝胆膵・移植、乳腺甲状腺、内視鏡外科、小児外科の7チームを有する大外科講座であり、単一でこれら各領域の手術を広範に経験することが可能である数少ない施設の一つです。また、それぞれの診療科紹介部長メッセージ私たちは「患者中心の外科医療」、「若手外科医の育成」、「教室の発展」を使命として、大学での臨床・教育・研究に従事しております。教室員はチームワークが良く教室はattractive, productive, supportiveですので、是非仲間になりませんか?外科学教室は本学で最も大きく、関連病院も豊富です。国内留学として癌研有明病院でも定期的な研修を行っていますし、海外留学としてもNIHに外科医を送っています。基礎研究を行いながら専門医になれるプログラムを持っています。基幹病院を関連病院に持つ外科学教室は、県の奨学生や地域枠の学生にも向いています。メジャーな科ですので、やる気のある臨床研修医を待っています。グループが各専門学会の認定を受けた研修(修練)認定施設であり、各領域の指導医・専門医資格を有するスタッフがいることから質の高い外科研修が出来ます。さらに、平成19年には教室員一致団結のもと、岩手県で初の生体部分肝移植に成功し、その後も順調に症例を重ね、5年弱ですでに37例に達しており、移植医療の充実した研修も行えます。特徴・特色臨床面では腹腔鏡補助下肝切除(本学のみ)、内視鏡下頚部良性腫瘍摘出術(日本で6施設)が高度医療、腹腔鏡下肝部分切除術(日本で10施設)が先進医療、腹腔鏡補助下ドナー肝切除(本学のみ)がスーパー特区の指定を受けているほか、肥満手術、腹腔鏡補助下胃切除、腹腔鏡補助下大腸切除、小児内視鏡下手術等も積極的に導入し好成績を挙げています。また、研究班は制がん剤感受性試験を中心に国際的に通用する業績を挙げているほか、腫瘍センターを中心とした質の高いがん治療を実践するチーム医療体制も整えられています。人材育成面では卒後臨床研修医、後期研修医、大学院生(一般、社会人)それぞれのキャリアパスに応じたカリキュラムを提供しております。私の研修時代とにかく手術がうまくなりたい一心でしたが、幸い手術のうまい外科医に箸の使い方まで薫陶を受け、どんな手術もできるだけの基礎的手技技術を学ぶことが出来ました。141Iwate Medical University