岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム

岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム page 146/254

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外科初期臨床研修プログラム3研修評価研修医は自己評価表(チェックリスト)にて自己評価を行い、自己の研修達成程度を明らかにする。各指導医はその自己評価結果を随時点検し、研修医の到達目標達成を援助する。術者....

外科初期臨床研修プログラム3研修評価研修医は自己評価表(チェックリスト)にて自己評価を行い、自己の研修達成程度を明らかにする。各指導医はその自己評価結果を随時点検し、研修医の到達目標達成を援助する。術者となった症例に対しては詳細な手術所見を記載し指導責任者に提出する。指導責任者による手術症例に関する口頭試問を行い評価とする。さらに研究会、学会発表、論文作成などを行った場合はこれらを総合的に評価する。4研修内容・方法病棟の診療グループ(通常中堅医師と助手さらに講師等で成る診療チーム)毎に2、3名の研修医が配属される。患者の受持医となって診療の実際にたずさわることにより、診療に対するあらゆるレベルでの指導を受ける。受け持ち症例に対しては検査のオーダー、検査結果のチェック、診療録への記載はもとより術前術後の症例検討会、回診ではプレゼンテーションを行う。また、前記した手術手技を1例以上経験し、術後検討会で報告を行い、レポートを提出する。希望により各グループ間のローテートも可能である。また、このチームには医学部の臨床実習期間中、ポリクリの学生が配属される。高度臨床研修の学生(6年生)も一時配属される。従って、研修医といえども学生の指導を行わなければならない。外科専門医取得の明確な意志を持っていれば、2年次に最長11ヵ月県内外の関連病院で院外研修を行い多くの症例を経験することも可能である。5指導責任者ならびに研修指導医外科指導責任者:若林剛(外科診療科部長)研修指導医:水野大(外科)6その他《認定外科医資格取得について》日本外科学会では「外科専門医」受験資格として、指定施設において「卒後初期臨床研修」期間を含んで「通算5年以上」の修練を義務づけている。したがって、将来外科専門医を取得希望の場合は早い時期に修練開始登録(外科学会入会不要)する必要がある。研修で経験した症例は登録可能である。《勤務時間、当直など》勤務時間は原則として午前8時30分からとする。土曜午後、日祭日は原則として休日体制とするが、術後管理、回診等の出勤が必要な場合がある。当直は所属班の当直の副直を行い、指導医と共に病棟の当直研修とする。診療科紹介145Iwate Medical University