岩手医科大学　医師卒後臨床研修プログラム page 16/254

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かなと思っています。院外研修に出ることも検討しています。遠藤●臨床の場を経験するにつれて、自分の専門でないところもできることが求められている、と思うようになっています。そのためにも、初期臨床研修の期間....

かなと思っています。院外研修に出ることも検討しています。遠藤●臨床の場を経験するにつれて、自分の専門でないところもできることが求められている、と思うようになっています。そのためにも、初期臨床研修の期間には、いろいろ経験して欲しいですね。藤野●夜間宿直をしていると自分の専門に関係なく、いろいろな症状の方が来られるわけで、幅広く対応できることの大切さを感じます。研修医は今しかできない期間なので有意義に幅広く勉強したいです。専門でない科も含め幅広く学ぶ。自分の可能性を拓く自由なローテート。ーーーーローテートをどのように決定してますか？藤野●内科を中心に様々な診療科を経験できるように設定しています。希望があれば院外研修に数ヶ月行けます。患者さまにより密着したプライマリ・ケアを経験することができます。研修医の半数は行くのではないでしょうか。佐藤●私の場合、専攻する科は決まっていないんです。なので必修科目を中心に設定しています。これからいろいろな診療科をローテーションする中で、たくさんの先生方に触発されていくのではと期待しています。やる気に応えてくれる指導医・専門医。大学病院ならではの高度な医療の現場。ーーーーはじめての宿直はいかがでしたか？藤野●1次2次の救急の宿直があります。初期臨床研修医は、かならず指導医・上級医の先生がすぐそばについてくれますので安心です。大学病院ということもあって、先生方の指導が懇切丁寧。プライマリ・ケアの基本を学ぶことができます。佐藤●診療科が多いので、自分が診ている患者さんも専門科に紹介して診てもらうことが簡単にできます。鈴木●専門研修医になってくると、自分だけで対応しなければいけない場面も出てきます。遠藤●僕自身は３ヶ月ぐらいという選択期間が短い病院で研修を受けたので、11ヶ月の選択期間のあるこの病院のプログラムに驚いています。この選択の幅があるわけですから、専門に縛られるのではなく、いろいろ自由に設定して経験して欲しいですね。３年目以降は専門漬けになりますから。（笑）ーーーー自由なローテートができるこのシステムを使って、自分の意思でいろんなことを学ばないといけないということですね。村上●私も、専門の希望は産婦人科ですが、研修では多くの内科を回る予定です。手技は医局に入ってから習得すればいいColumn多彩な研修ニーズに応える豊富な診療科と指導医25の診療科と50名の指導医による充実の研修体制を用意。細分化された現代医療をカバーし、多彩な診療ニーズに応えています。各専門診療科のパックアップ体制の下、大学病院ならではの高度で先進的な医療を身につけることができます。本院は多くの専門医・認定医の研修施設認定を受けているため、初期研修に引き続き、専門研修ができ、専門医資格取得が可能です。15Iwate Medical University