岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム

岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム page 17/254

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遠藤●優秀な先生方は臨床だけでなく、研究的な視点を臨床に持ち込んでいます。疑問に持ったことを統計に取ったりとか。研究の仕方を独学よりは教えてもらった方がいいので、その意味でも社会人大学院は意味がありま....

遠藤●優秀な先生方は臨床だけでなく、研究的な視点を臨床に持ち込んでいます。疑問に持ったことを統計に取ったりとか。研究の仕方を独学よりは教えてもらった方がいいので、その意味でも社会人大学院は意味があります。初期研修の時、どこまで現場を経験できているかということも問われますね。患者さんを専門科に引き継いだ後も、自分なりにその後の治療についてフォローしていくことが大切なんだと思います。ーーーー10年後どんな医療人になりたいと思っていますか?藤野●麻酔科の専門医として成長できていればと思います。ーーーー先生方とは気軽に話のできる雰囲気がありますか?佐藤●大学病院はたくさんの先生がいます。研修医はある意味自由の身なので、自分の意思で先生に深く入っていくことができると思います。「積極的に来てもらえればしっかり教えるよ」という風土が岩手医科大学にはあると思います。村上●臨床の先生と話す機会は多いです。教授との距離感は小さく気さくに話ができる雰囲気にありますね。村上●尊敬している先生に近づければと思います。患者さんとの関係が良くて信頼されている先生でした。佐藤●研修の中から自分の進む道を見つけて、しっかりそれに向けて着実に歩み始めていたいです。鈴木●専門医として他科の先生に信頼される医師になりたいです。遠藤●資格も含めしっかり実力を付けていきたいです。地域の医療のためにも、ここぞという時に力を出せる医師になりたいです。威厳があって気軽に声をかけられない教授もいますけど。(笑)遠藤●もっともっと医局の中でもカンファランスを行い、情報共有する必要はあると思います。研修医も積極的に参加するべきだと思います。ーーーー初期臨床研修医の方々は社会人大学院の制度を利用されていますが、大学院との2足のわらじは大変ではないですか?佐藤●睡眠時間は平均にすると結構寝ています。(笑)今は月2回の土曜日に講義に出ています。3年目から研究が始まり、時間が取られると思いますが…。藤野●博士号を早いうちに取りたかったので社会人大学院を選択しました。博士号を取っているか取っていないかでライフプランで違ってくると思いましたので。Columnより高度に研修できる社会人大学院制度岩手医科大学では、臨床研修を行いながら大学院で学べるという「社会人大学院制度」を採用しています。臨床研修を受けながら大学院で高度な研究活動を行うことが可能です。初期研修の期間に大学院に入学することも可能で、早い段階で学位取得もできます。高度な専門性を培うとともに、臨床経験に基づいた独創的な研究を展開できます。Iwate Medical University 16