岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム

岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム page 170/254

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整形外科整形外科部長嶋村正(しまむらただし)教授■出身(大学・都道府県)/岩手医科大学・愛媛県■専門分野/脊椎・脊髄外科■得意分野/脊椎・脊髄外科■経歴/岩手医科大学大学院研究科博士課程修了、岩手医科....

整形外科整形外科部長嶋村正(しまむらただし)教授■出身(大学・都道府県)/岩手医科大学・愛媛県■専門分野/脊椎・脊髄外科■得意分野/脊椎・脊髄外科■経歴/岩手医科大学大学院研究科博士課程修了、岩手医科大学整形外科講座講師、助教授、教授、英国王立整形外科病院(ロンドン大学)、聖ジェイムズ病院(リーズ大学)留学■専門資格等/日本整形外科学会認定整形外科専門医、日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医、日本整形外科学会認定スポーツ医、日本整形外科学会認定リウマチ医、日本脊椎脊髄病学会指導医、日本リウマチ学会認定専門医、日本リウマチ学会指導医■研究課題/脊柱靭帯骨化、椎間板変性、脊柱支持性・変形修復■研究概要/脊柱靭帯骨化と髄内輝度変化、臨床症状・所見の関連性評価、変性椎間板の生化学的定量の画像的評価の関連性、脊柱変形の治療法と成績評価の関連性■その他加盟学会等/日本整形外科学会(代議員・専門医・スポーツ医・リウマチ医・脊椎脊髄病医)、国際整形外科災害外科学会(SICOT)、アジア太平洋整形外科学会(APOA)、日本脊椎脊髄病学会(評議員、指導医)、日本リウマチ学会(指導医、専門医)、日本小児整形外科学会(評議員)、日本末梢神経学会(評議員)概要整形外科は脊椎・脊髄、肩、肘、手、股関節、膝関節、足関節・足、関節リウマチ、骨・軟部腫瘍、骨折などの広い範囲の運動器疾患・外傷を対象とする専門性の深い領域です。肩凝り、腰痛、関節痛が国診療科紹介部長メッセージ整形外科(運動器科)は、四肢・体幹の傷病を担う診療科で、日常診療において、殊に外傷領域では1次・2次の外科救急の主座に位置しています。卒後の基本的研修領域として必須といえる診療科です。医療の最前線において、質・量ともに極めて重要な研修要件を当科が担っています。また、近年激増の一途をたどっている超高齢社会における動ける長寿(健康寿命)のための運動器加齢変性疾患の手術治療も担当しています。民の三大愁訴であることが患者数の多さを物語っています。当科では専門外来として脊椎、膝、手、肩、股、リウマチ、腫瘍、スポーツ、骨粗鬆症、小児整形、側彎症、胸郭出口症候群の外来を曜日ごとに行っています。手術件数は年間約700件で、年々増加傾向にあります。研究テーマは脊柱靭帯骨化症、関節軟骨細胞の基質遺伝子発現、腱・腱鞘間滑動抵抗、関節リウマチにおける骨・関節破壊の解析、脊柱展開・再建法、遠位橈尺関節障害の再建法、膝靭帯損傷・軟骨損傷の再建法、腰椎変性疾患、骨軟部腫瘍の再建法などです。特徴・特色開講昭和10年と、東北・北海道地方の整形外科学教室としては最も歴史が長い教室で、関連病院も41施設と多く、各種専門医資格(整形外科、リウマチ、脊椎脊髄、スポーツ、リハビリテーション、手外科、がん治療等)取得が可能です。過去10年間に33名が学位を取得しました。過去5年間に論文が掲載された主要な英文雑誌は15誌で、最近の留学実績はOxford大学(英国)、London大学(英国)、L e e d s大学(英国)、T o r o n t o大学(カナダ)、香港大学、M a y o -C l i n i c(米国)、J o h n’s - H o p k i n s大学(米国)、H e i n o r aリウマチセンター(フィンランド)、Emory大学(米国)、Pittsburgh大学(米国)等です。スポーツも盛んで平成21年度の岩手県医師会野球大会では優勝しました。北上川川下り等にも参加しております。私の研修時代私の頃は定設の卒後臨床研修を実施している施設は極く限られている時代でしたので、自身には特段の研修経験はありません。日常の先輩の指導・行動から自分の知識を確認し、自分流に修正・補充を加えてゆく道程で育ちました。近年の必修化臨床研修で臨床技能習得の均霑化が図られていますが、知(識)と行(為)の合一化と心(情)の一体化が基であることに変わりはありません。「聽(耳・目・問・心)」する事の理解と心得に帰すると考えます。169Iwate Medical University