岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム page 172/254
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整形外科初期臨床研修プログラム初期臨床研修プログラム1目標と特徴【急性疾患】GIO:SBOs:運動器外傷・急性疾患に対応できる基本的診療能力を習得する。?多発外傷における重要臓器損傷の症状を診ることができる。?....
整形外科初期臨床研修プログラム初期臨床研修プログラム1目標と特徴【急性疾患】GIO:SBOs:運動器外傷・急性疾患に対応できる基本的診療能力を習得する。?多発外傷における重要臓器損傷の症状を診ることができる。?多発外傷の重症度を判断できる。?多発外傷における優先検査順位を判断できる。?骨折に伴う全身的・局所的症状を診ることができる。?開放骨折を診断でき、その重症度を判断できる。?関節・靭帯、神経・血管、筋・腱損傷の症状・所見を診ることができる。?脊髄損傷・障害の症状・所見を診ることができる。?骨・関節感染症の急性期の症状・所見を診ることができる。?筋・腱感染症の急性期の症状・所見を診ることができる。10運動器外傷・急性疾患の画像診断ができる。【慢性疾患】GIO:SBOs:【基本手技】GIO:SBOs:適正な診療を行うために必要な運動器慢性疾患の重要性と特殊性について理解・習得する。?変性疾患の病態と自然経過を説明できる。?関節リウマチ、変形性関節症、脊椎変性疾患、骨粗鬆症、骨・軟部腫瘍のX線、CT、MRI、ECHO、造影画像の解釈ができる。?上記疾患の検査、鑑別診断、治療方針を立てることができる。?肩凝り、腰痛、関節痛、歩行障害、四肢のしびれの病因・病態を理解できる。?神経ブロック、硬膜外ブロック等を指導医のもとで行うことができる。?関節穿刺(造影)、脊髄腔穿刺(造影)を指導医のもとで行うことができる。?理学療法と装具療法の処方ができる。?リハビリテーションの必要性を理解し適切に処方できる。?診察・治療に際して患者の社会的背景やQOL・ADLについて配慮できる。10リハビリテーション・在宅医療・社会復帰などの諸問題を他の専門家、メディカル・スタッフ、社会福祉士と検討できる。運動器傷病の正確な診断と安全な治療を行うためにその基本的手技を習得する。?主な身体計測(ROM、MMT、四肢長、四肢周囲径)ができる。?傷病に適切なX線写真の撮影部位と方向を指示できる(身体部位の医学的名称を述べることができる)。?骨・関節、筋・腱、血管の身体所見がとれ、評価できる。?神経学的所見がとれ、評価できる。?一般的な外傷の応急的対応処置ができる。〔1〕成人の四肢の骨折、脱臼(外固定、包帯、副子、ギプスなど)〔2〕小児の外傷(肘内障、若木骨折、骨端離開、上腕骨顆上骨折など)〔3〕靱帯損傷(膝、足関節など)〔4〕神経・血管・筋腱損傷〔5〕脊椎・脊髄外傷〔6〕開放創の閉鎖処置?清潔操作を理解し、創処置、関節穿刺・注入、縫合、介達・直達牽引ができる。?検査・治療・手術の必要性、概要、侵襲性について患者・家族に説明し、コミュニケーションをとることができる。診療科紹介【医療記録】GIO:SBOs:運動器傷病について、必要事項を医療記録に的確に記載できる能力を習得する。?運動器傷病について正確に病歴が記載できる。主訴、現病歴、家族歴、職業歴、スポーツ歴、外傷歴、アレルギー、内服歴、治療歴(既往症・現存病)?運動器傷病の身体所見が記載できる。脚長、筋萎縮、変形(四肢、体幹)、ROM、MMT、反射、感覚、姿勢、肢位、体位、歩容、ADL、QOL?検査結果の記載ができる。画像(X線像、MR、CT、シンチグラム、ミエログラム、ECHO、造影画像)、血液一般、血液生化学、尿、関節液、脳脊髄液、病理組織?症状、経過の記載ができる。?検査、治療行為に対するインフォームド・コンセントの内容を記載できる。?治療計画書を記載できる。?退院時要約を記載できる。171Iwate Medical University