岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム

岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム page 232/254

電子ブックを開く

このページは 岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム の電子ブックに掲載されている232ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
麻酔科専門研修プ口グラムスケジュール概要(専門医になるための必要経験年数、認定試験等)?麻酔科標榜医診療科名として麻酔科を標榜してよいという資格。厚生労働省による資格であり、学会によるものではない。専....

麻酔科専門研修プ口グラムスケジュール概要(専門医になるための必要経験年数、認定試験等)?麻酔科標榜医診療科名として麻酔科を標榜してよいという資格。厚生労働省による資格であり、学会によるものではない。専門研修プログラム申請基準(1)「医師免許を得た後、麻酔に関する適当な指導者のいる病院で、当該指導者のもとに2年以上専ら麻酔の業務に関する修練を経たもの」申請基準(2)「免許を得た後、2年以上麻酔の業務に従事し、かつガス麻酔器を使用して300例以上の麻酔の経験を有するもの」申請基準(1)は、2年以上麻酔に専従することで、症例数に規程はない。申請の際は、修練施設長と指導者による証明が必要。申請基準(2)は、麻酔に専従しなくても合計2年以上で300例以上の麻酔経験を有するもので、300例以上の経験証明書が必要である。?日本麻酔科学会認定医学会正会員で麻酔科標榜医であるか、標榜医の申請資格があれば申請のみで取得できる。?日本麻酔科学会専門医(1)認定医として2年以上麻酔科関連業務に専従していること。(2)認定病院で1年以上偏らない麻酔管理業務に専従していること。(3)申請する年の5年前以降の研究実績があること。(1)?(3)の条件を満たした上で筆記・口頭・実技試験に合格すれば取得できる。?日本麻酔科学会指導医(1)専門医の資格取得後5年以上継続して麻酔関連業務に専従していること。(2)指導医のもとで1年以上麻酔の臨床業務に専従していること。(3)申請する年の5年前からの診療実績があり、かつ所定の学術集会等への参加実績および指導実績があること。(1)?(3)についての書類審査で取得できる。なお、初期研修医として麻酔科に従事した期間も上記資格のための修練期間として申請できる。修練概要当科専門研修カリキュラムで2年コースであれば、かたよりのない麻酔症例を経験していただき、標榜医および認定医取得が可能となる。2年未満のカリキュラムでも基本的な麻酔から経験していただき、将来申請基準(2)での標榜医取得の近道ともなる。当施設においては、麻酔症例数は年間300例以上の経験を提供できる。希望者には関連業務(ペインクリニック・集中治療など)の経験も提供できる。ライフプランプラン? :麻酔標榜医の取得を目標とする場合初期研修終了後大学または関連施設で研修を行い、2年間の麻酔研修または300例の全身麻酔経験で標榜医取得。診療科紹介プラン? :麻酔科専従医になることを目標とする場合初期研修終了後1 ? 2年大学または関連施設での麻酔研修(3年目標榜医および学会認定医の取得)3 ? 5年大学または関連施設で心臓麻酔、集中治療、救急医療、ペインクリニックの研修および臨床研究(5年目麻酔科専門医の取得)7年目以降学位取得大学で教職として勤務または関連病院の麻酔科・集中治療科・救急科・ペインクリニック科等の常勤医として勤務。(10年目麻酔科指導医の取得)231Iwate Medical University