岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム page 234/254
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救急科救急科部長遠藤重厚(えんどうしげあつ)教授■出身(大学・都道府県)/岩手医科大学・宮城県■専門分野/救急医学、外傷学、侵襲学■得意分野/多臓器不全、敗血症、DIC、多発外傷■経歴/1990年岩手医科大....
救急科救急科部長遠藤重厚(えんどうしげあつ)教授■出身(大学・都道府県)/岩手医科大学・宮城県■専門分野/救急医学、外傷学、侵襲学■得意分野/多臓器不全、敗血症、DIC、多発外傷■経歴/1990年岩手医科大学講師1995年岩手医科大学助教授2001年岩手医科大学教授、岩手県高度救命救急センター長■専門資格等/日本救急医学会理事、日本臨床救急医学会理事、日本ショック学会理事など■研究課題/敗血症の迅速診断法の開発、敗血症・多臓器不全の集中治療、エンドトキシンに関する研究など■研究概要/重症の救急患者の救命率改善のために、敗血症や多臓器不全の集学的治療に関する研究にとくに力を入れています。■その他加盟学会等/日本外傷学会、日本熱傷学会、日本外科感染症学会世話人、日本救命医療学会理事長など概要岩手県高度救命救急センターの理念「いつでも、どこでも、だれでも良い医療を受けられる」ことをモットーに、目の前で倒れた人を救命できる医師の育成を目指します。また、地域として完結した救急医療を提供するため、地域の医療機関と連携を保ちながら診療困難な救急患者を積極的に受け入れます。特徴・特色岩手県高次救急センターはその診療実績を評価され、1996年には東北・北海道では初めて「高度救命救急センター」に昇格しました。また2001年には医学部救急医学講座としての新体制が整いました。これまでの30年間に700名を超える医師が当センターで学び、今ではその多くが岩手県内さらには全国各地で活躍しています。現在、30数名の医師(救急医学会指導医10名を含む)が常時在籍し全国有数の陣容を誇っています。ジェネラルな医療知識技術を習得した救急医たちが、それぞれ7?8の専門診療チームを形成し日夜、スペシャルで高度な救急医療を行っています。診療科紹介部長メッセージ良い救急医を一人でも多く育てたいと思っています。救急医学を学ぶには、スタッフや設備が充実しているこの岩手が最良であると信じています。私の研修時代高次救急センターにおける研修時代、時間を問わず多数の多岐にわたる疾患の患者さんに接し、自身の知識のなさに愕然とした。しかし、救急医療の現場において診断・診療のスピードが要求されることに魅力を、また侵襲学に未来を感じて救急医療に進む決心をした。233Iwate Medical University