岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム page 239/254
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臨床検査科(総合診療外来)臨床検査科(総合診療外来)・睡眠医療科部長諏訪部章(すわべあきら)教授■出身(大学・都道府県)/山形大学大学院・宮城県■専門分野/臨床検査医学、呼吸器内科学、総合内科学、人間....
臨床検査科(総合診療外来)臨床検査科(総合診療外来)・睡眠医療科部長諏訪部章(すわべあきら)教授■出身(大学・都道府県)/山形大学大学院・宮城県■専門分野/臨床検査医学、呼吸器内科学、総合内科学、人間ドック■得意分野/臨床検査医学全般、人間ドック、気管支喘息、ARDS初期臨床研修プログラム■経歴/1988年3月山形大学大学院卒業1988年4月National Jewish Center(Denver)留学1994年10月同・臨床検査医学講座・講師1998年2月同・助教授2001年5月岩手医科大学臨床検査医学講座・教授■専門資格等/臨床検査専門医、総合内科専門医、呼吸器専門医指導医■研究課題/臨床検査とチーム医療、血液流動性、ARDSの早期診断専門研修プログラム■研究概要/臨床検査技師によるチーム医療の実践、血液流動性に及ぼす生活習慣要因、マイクロバブルテストを用いたARDSの早期診断法の確立■その他加盟学会等/日本臨床検査医学会、日本内科学会、日本呼吸器学会概要臨床検査科は、平成20年4月1日新設された標榜科のひとつです。これまでは、臨床検査医学講座所属の教官が、総合診療外来と部長メッセージ臨床検査科は、多くの専門診療科を備える特定機能病院において、臨床検査を柱とし、プライマリ・ケア、人間ドック、院内感染対策、輸血細胞医療など横断的診療を担当します。幅広い知識を有する総合医を育成します。して、紹介状を持たない来院患者を診察し、簡単な検査を行って、専門医の診察が必要か否かを見極め、必要があれば紹介する、いわゆる「振り分け外来(プライマリ・ケア)」を担当していました。この他、一般の健康診断も担当していました。平成20年4月から名称を「臨床検査科」と改め、これまでの業務の他に、健康診断などで異常値を指摘された受診者の受け皿として、また臨床検査に関する他の診療科の相談窓口として診療業務を行っています。その他、人間ドックや健康診断も担当しています。特徴・特色臨床検査科は、一般患者の診療業務の他に、中央臨床検査部と深くかかわっています。検査部では、血液・凝固検査、生化学検査、免疫血清検査、尿一般検査、細菌検査、輸血検査(末梢血幹細胞採取などの輸血細胞療法を含む)、生理検査(呼吸・循環・神経生理、睡眠検査を含む)、病理検査とほぼすべての検査をカバーしていますので、幅広い研修が可能です。さらに、検査部では、オーダーメード実現化プロジェクト室、不妊センター、治験管理センターとも関わりがあり、最先端の医療を学ぶことができます。また、感染対策チーム(ICT)、栄養サポートチーム(NST)、糖尿病教室などチーム医療の一員として積極的に組織横断的な活動を展開していますので、これらの研修も可能です。私の研修時代平成16年以前は初期臨床研修が義務化されておらず、1年でも早く専門医になることが優先されていた時代で、私は医学部卒業後すぐに呼吸器内科大学院に進みました。卒後1年目から呼吸器内科医としての研修と研究が始まり、系統的に内科研修を行うことはできず、その意味で私の初期研修は偏っていたと後悔しています。「鉄は熱いうちに打て」と言うように若いうちに幅広く研修できる今のシステムは大変うらやましいです。診療科紹介Iwate Medical University 238