岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム

岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム page 244/254

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臨床検査科(総合診療外来)・睡眠医療科専門研修プ口グラム岩手医科大学臨床検査医学講座・後期専門研修医および新人医員の募集2012年4月1日現在当講座の特徴専門研修プログラム臨床検査医学講座は、中央診療部門で....

臨床検査科(総合診療外来)・睡眠医療科専門研修プ口グラム岩手医科大学臨床検査医学講座・後期専門研修医および新人医員の募集2012年4月1日現在当講座の特徴専門研修プログラム臨床検査医学講座は、中央診療部門である中央臨床検査部および輸血・細胞治療部で業務を行う一方で、講座所属の医師は、臨床検査科外来(総合診療外来)、人間ドック(ミニドックを含む)、輸血・細胞治療部、睡眠医療科診療(入院・外来)など幅広い診療業務にかかわっています。中央臨床検査部は、岩手医科大学附属病院と附属花巻温泉病院の入院・外来の臨床検査全般を担当しています。血液・凝固検査、生化学検査、免疫・血清検査、尿一般検査、細菌検査、輸血検査、生理検査(呼吸・循環・神経生理)、病理検査とほぼすべての分野をカバーし、臨床検査に関するすべての研修が行えます。また、当検査部は日本臨床検査医学会の認定研修施設であるため、この研修を通して、検査専門医の資格を取得することができます。臨床検査科外来(総合診療外来)は、平成20年4月1日から新設された標榜科のひとつです。これまでは、総合診療外来として、紹介状を持たない来院患者様に、予診を取リ、診察し、簡単な検査を行って、専門医の診察が必要か否かを見極め、必要があれば紹介する振り分け外来を担当していました。また、健康診断で訪れる受診者も担当していました。平成20年4月からの標榜科新設に伴い、名称を改め、これまでの振り分け外来の他に、健康診断などで異常値を指摘された受診者の受け皿として、また臨床検査に関する他の診療科の相談窓口として診療業務を行っています。専門診療科と異なり、どのような症状の患者が訪れるか予想がつかない点で毎回緊張感があります。言ってみれば、岩手医大附属病院内に一般医院を開業しているようなもので、プライマリケアを目指す医師の研修には最適といえるかもしれません。現在は、スタッフが不足していますので実現はできませんが、将来スタッフが増えれば、病棟患者を受け持ちたいと考えています。人間ドックも臨床検査医学講座で担当しています。個々の検査は各専門診療科の医師によって行われますが、総合的な判断を行い、受診者に説明し、健康指導を行っています。岩手医大の人間ドックは非常に人気があり、半年先まで予約が一杯です。スタッフが増えてくれば受け入れ人数を増やし、検査項目も増やせると期待しています。また、最近は、ミニドックを開設し、受診者がいつでも受けたい検査を自由に選べるシステムを運用しています。平成19年度からは血液ドロドロサラサラの検査やメタボセット検査を取り込みました。さらに平成22年7月からは、ドック受診者を対象に「無料健康相談」を開始し、幅広く予防医学に貢献しています。輸血・細胞治療部は、平成19年4月から院内の中央診療部門として独立し、輸血検査・払出業務、末梢血幹細胞採取業務、自己血採取業務を精力的にこなしています。現在は、輸血専門医が不在で日本輸血・細胞治療学会の指定研修施設でないため、日本輸血・細胞治療学会認定医を取得することはできませんが、当講座所属の血液内科専門医の指導の下、これらの業務の研修を行うことは可能です。睡眠医療科は、平成22年7月に新設された診療科で、睡眠に関する愁訴や睡眠関連疾患を対象とした診療を行っています。睡眠医療に関する幅広い研修を行えます。以上、医局員数は少ないですが、その分アットホームであり、さまざまな可能性と将来性を秘めている講座です。後期研修としての当講座の選択を歓迎します。●主な専門医有資格者数日本臨床検査医学会検査専門医……2名日本内科学会総合内科専門医………1名日本内科学会認定医…………………4名日本呼吸器学会専門医・指導医……2名日本血液学会専門医…………………1名日本睡眠学会睡眠医療認定医………4名感染制御医師(ICD)…………………3名人間ドック認定医……………………1名アレルギー専門医……………………1名日本医師会産業医……………………1名診療科紹介243Iwate Medical University