岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム page 251/254
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病理診断科専門研修プ口グラムスケジュール概要(専門医になるための必要経験年数、認定試験等)【病理専門医】認定の方法?この制度により病理専門医の認定を受けようとする者は、この規程に基づき日本病理学会が行....
病理診断科専門研修プ口グラムスケジュール概要(専門医になるための必要経験年数、認定試験等)【病理専門医】認定の方法?この制度により病理専門医の認定を受けようとする者は、この規程に基づき日本病理学会が行う資格審査ならびに認定試験に合格しなければならない。?認定出願の資格は、次のとおりとする。(イ)日本国の医師免許を取得していること。(ロ)死体解剖保存法による死体解剖資格を取得していること。(ハ)出願時3年以上継続して日本病理学会会員であること。(ニ)病理専門医受験申請時に、厚生労働大臣の指定を受けた臨床研修病院における臨床研修(医師法第16条の2第1項に規定)を修了していること。(ホ)日本病理学会の認定する研修施設において5年以上人体病理学を実践した経験をもち、その期間中に次の各項の研修を終了していること。ただし、5年の実践期間のうち最高1年までを厚生労働大臣の指定を受けた臨床研修病院における臨床研修(臨床検査医学研修を含む)をもって充当すること。また、法医での研修期間は2年(法医学専攻の大学院修了者)までを充当することができる。(a)いちじるしく片寄らない症例についてみずからの執刀による病理解剖を行い、病理解剖学的診断を附したもの40例以上を経験し、かつ病理学会主催の剖検講習会を受講していること。(b)いちじるしく片寄らない症例についてみずから病理組織学的診断を附した生検(外科切除標本を含む)5,000例(50例の迅速診断を含む)以上を経験していること。(C)日本病理学会、国際病理アカデミー日本支部、あるいは日本病理医協会(支部を含む)等の主催する病理組織診断に関する講習を受講していること。(d)日本病理学会あるいは日本病理医協会等の主催する細胞診に関する講習を受講し、細胞検査士を指導し的確な診断をするに十分な細胞診の知識と経験を有してしていること。(ヘ)人体病理学に関する原著論文または学会報告が3編以上あること。(ト)人格・識見に関する研修指導者の推薦があること。(チ)人体病理業務に専任していること。?資格審査は、出願者が提出した書類により病理専門医制度運営委員会資格審査委員会が行う。?試験は、病理専門医制度運営委員会試験委員会が行う。試験は、資格試験とし、筆記試験および実地試験を課する。?資格審査および試験についての細則は別に定める。?既に認定された病理医については資格取得後5年ごとに資格の更新を行う。資格更新の細則は別に定める。?病理専門医に適格でない事由を生じた場合、認定を取消すことがある。専門研修プログラム【臨床細胞診専門医】受験資格受験出願者の資格は、細胞診専門医委員会がそれを審議した後に与えられるが、下記にかかげる条項をみたさなければならない。なお、すでに細胞診専門医および細胞診指導医の資格を有する者は出願できない。?医師、歯科医師資格取得後5年以上の者?本法人会員歴3年以上の者。社団法人日本病理学会認定の病理専門医および口腔病理専門医に関しては、本法人会員歴2年以上の者。?5年間以上にわたり細胞診断学の研修を受けた者。?細胞診断学ならびに細胞病理学に関する論文3編以上をもち、その内1編は筆頭者であること。発表論文の中で少なくとも1編は論文査読制の執られている学術誌で発表していること。?本法人活動の顕著な実績および教育委員会の主催するセミナー参加は細胞診専門医委員会の審議を経て論文1編に該当すると見なす。■修練概要【病理専門医】?いちじるしく片寄らない症例についてみずからの執刀による病理解剖を行い,病理解剖学的診断を附したもの40例以上を経験していること。?いちじるしく片寄らない症例についてみずから病理組織学的診断を附した生検(外科切除標本を含む)5,000例(50例の迅速診断を含む)以上を経験していること。業績上記に記載してあるが、以下の基準になっている。人体病理学に関する原著論文または学会報告が3編以上あること。診療科紹介Iwate Medical University 250