岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム

岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム page 31/254

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安全管理部、感染対策室主催の勉強会行動決定の判断基準として医療の安全性の確保で重要であることを認識し、行動できる。【一般目標】行動決定の判断基準として医療の安全性の確保で重要であることを認識し、行動で....

安全管理部、感染対策室主催の勉強会行動決定の判断基準として医療の安全性の確保で重要であることを認識し、行動できる。【一般目標】行動決定の判断基準として医療の安全性の確保で重要であることを認識し、行動できる。【行動目標】?医療の安全性の確保を行動の重要な判断基準として認識し、行動することができる。?医療安全管理の概念について理解できる。?医療を行う際の安全確認の考え方を理解し行動できる。?医療事故防止及び事故後の対処について、マニュアルなどに沿って行動できる。?インシデント・アクシデント報告書提出の意義を理解できる。?インシデント・アクシデント発生に際して医療者の事故防止に対する良心として報告書の提出ができる。?院内感染対策(Standard Precautions)を理解し、実施できる。?医療廃棄物の適性処理と有害物質の安全管理ができる。感染制御に関する研修内容の一例医療関連感染制御実務の意義に関するオリエンテーション大学附属病院における医療関連感染制御の機構とその意義について理解する。?採用時オリエンテーションとして実施されるので参加すること(義務)。研修期間中に定例研修等に参加して修得すべき項目の例1微生物検査の感染症診療以外への応用例について理解する。1院内の病原微生物分布を把握するための方法。2各種感染症の起炎微生物頻度を分析するための方法。3臨床分離菌の薬剤感受性を分析するための方法。2医療関連感染の防止・制御実務における感染症制御手段について理解する。1起炎微生物および伝播経路を推定するための方法。2予防策選択のための方法。3制御策継続中止判断のための方法。3大学附属病院における薬剤耐性菌の制御策について述べる。1検出菌の薬剤感受性と薬剤処方量を比較する(耐性菌選択圧力の評価)。4抗菌薬適正使用に役立つ微生物・感染症検査の解釈法について述べる。1起炎菌か、定着菌かを判断する。2有意菌か、混入菌かを判断する。→血液培養手技に関する標準的方法(感染対策基幹マニュアル)3生菌か、死菌かを判断する。4活動性か、陳旧性(既往)か判断する。5感染症に関わる各種検査を選択する。基本的方法について説明する。例:遺伝子増幅検査?PCR法、抗原・抗体検出、イムノクロマト法インターフェロン検出(QFT法)など。5施設内アウトブレーク(院内流行)における担当医と感染制御部門の役割。1部署別検討会の開催手順。2ラインリストとは何か、その作成に必要な要素は何か。3発症者間の関連性を判断する方法。4接触者をトリアージする方法。5集団検診の必要性を評価する方法。6アウトブレークの終息を宣言する根拠。6感染制御策としての職員教育(研修)の意義と積極的参加義務1手指衛生手技の研修と客観評価(別紙資料)2個人防護用具の選択と装着の実技研修と客観評価(別紙資料)3パームスタンプ法、グリッターバグについて説明できる。4血液培養検査の意義と検体採取上の注意点について説明できる。5各種検体が有する感染上のリスクについて述べる。Iwate Medical University 30