岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム

岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム page 32/254

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7よりきめ細かい指導を実現するプロフェッショナルな講師陣多彩な診療科を備え、各科は経験豊かな多くの専門医を擁しています。きめ細かい指導を受けることのできる体制と、診療科の枠を超えた全病院的指導体制を築....

7よりきめ細かい指導を実現するプロフェッショナルな講師陣多彩な診療科を備え、各科は経験豊かな多くの専門医を擁しています。きめ細かい指導を受けることのできる体制と、診療科の枠を超えた全病院的指導体制を築いています。専門からジェネラルまで幅広い形で指導していきたい総合的な大学病院ということで、市中病院にはないような高度な手術が経験できますし、様々な専門科で学ぶことができます。例えば外科一つとっても、様々な専門科があり、それぞれのプロフェッショナルな指導医がいて、幅広く専門的な知識を学ぶことができます。ひとつの専門科をつっこんで勉強したい場合は専門の指導医に付くこともできますし、幅広く学びたい人にはジェネラルな部分に強い指導医から学ぶことができます。週間スケジュールが決まっていますので、質・量とも豊富な指導医について、手術・カンファランスなど積極的に現場体験をしてもらっています。積極的に希望を言ってくる研修医にはどんどんいろんなことを経験してもらおうという姿勢でやっています。カンファランスではプレゼンテーションも数多く経験してもらいます。自分で調べる、自分で研究するという習慣を付けてもらうというのも、大学病院ならではの研修姿勢だと考えています。指導医/外科水野大准教授幅広く見る、深く考えるという習慣を付けてもらうのが大学での研修指導医/神経内科・老年科米澤久司講師高度な病気を知っているからこそ、かぜのような日常的な疾患も見分けられるわけです。プライマリ・ケアとともに、専門性の高い疾患も学ぶ。大学病院で学ぶ意義はそこにあると思います。救急センターでの研修でも、重度の疾患を短時間で見極める訓練をします。日常的に症例検討会を行うのですが、いくら研修医と言っても妥協は許しません。患者さんのことを考える時には、研修医であろうと一人前の医師として扱い徹底して議論します。研修医のうちにしっかり患者さんと接し、じっくり病気を診るという習慣を身に付けてもらいます。例えば点滴の研修でも、単にうまく点滴をするということではなく、「なぜ点滴をするのだろう?」ということを考えてもらうようにしています。幅広く診るという習慣、考える習慣、考えさせる習慣を身に付けてもらうというのが大学の特長であり、そのために我々指導医がいるのだと思っています。先輩研修医が後輩研修医を教える「屋根瓦方式」でより自発的な学びの場を当研修センターの指導体制は指導医プラス上級研修医との「屋根瓦方式」の指導体制を目指しています。初期研修2年目の医師・専門研修医が後輩研修医の指導にあたり、きめ細かく、かつ親密な「屋根瓦方式」のの教育が行われています。「屋根瓦方式」の指導体制は先輩研修医が後輩研修医に教える機会も増え、その学習効果も期待されています。31Iwate Medical University