岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム

岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム page 34/254

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8大学病院ならではの最先端医療を体感高度医療の研修医療の高度化、複雑化により、医師に求められる医療レベルは以前とは比較にならないほど高まっています。本学には高度先進医療を担う診療科が揃っており、充実し....

8大学病院ならではの最先端医療を体感高度医療の研修医療の高度化、複雑化により、医師に求められる医療レベルは以前とは比較にならないほど高まっています。本学には高度先進医療を担う診療科が揃っており、充実した診療科と優秀な指導医、さらには最先端の施設・設備による高度な研修支援体制を整備しています。将来、高度の専門職を目指す研修医にとっては最適の研修施設です。高度医療研修を担う特定機能病院岩手医科大学附属病院は、患者さまに高度な医療を提供すること、新しい医療技術を開発することに努める高度医療機関として県内唯一の特定機能病院として平成6年2月に承認されています。大学病院として、また特定機能病院として高度の臨床、教育、研究すべてを担う医療施設です。大学病院ならではの医療環境が高度な臨床医学教育を支え、優れた医師の輩出に貢献しています。岩手県がん診療連携拠点病院当院は「岩手県がん診療連携拠点病院」の指定を受け、がん医療ネットワークの拡充に努めています。平成19年7月にがん治療の拠点である「腫瘍センター」を設置し、組織横断的に患者さまの診療をサポートしています。がんの診断と治療を行う最新鋭機器を導入した「岩手医科大学附属PET・リニアック先端医療センター」では、ポジトロン断層法検査という検査方法でがんを高精度で発見できる「PET-CTスキャナー」、がんに直接放射線を照射して治療する装置「リニアック」の最新機器と揃え、地域と連携した医療の提供と、患者さまが安心してかかれる質の高い病院をめざしています。国内初の高度医療認定先進医療・高度医療に力を入れており、その成果として外科学講座(若林剛教授)の「腹腔鏡補助下肝切除術」が国内初の「高度医療」に認定されています。高度医療評価制度は薬事法の承認が得られていない医薬品、医療機器を使う先進的な医療技術で、一定の要件で行われるものについて安全性や有効性が認められれば、保険診療との併用が認められる制度。この「腹腔鏡補助下肝切除術」は通常の開腹手術に比べて、傷が小さくて済み、入院期間が短縮されました。全国から患者さんを受け入れる拠点病院として、先進性・高度性が認められた例と言えます。33Iwate Medical University