岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム page 41/254
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医療の社会的側面GIO:医療の持つ社会的側面の重要性を理解し対応するために、倫理的判断力および保健診療を実践する能力を身につける。SBOs:?保健医療法規・制度の概略を説明できる。?医療保険(医療保険の種類、診....
医療の社会的側面GIO:医療の持つ社会的側面の重要性を理解し対応するために、倫理的判断力および保健診療を実践する能力を身につける。SBOs:?保健医療法規・制度の概略を説明できる。?医療保険(医療保険の種類、診療報酬点数表、審査制度などを含む診療報酬支払いの仕組み)、公費負担医療の概略を説明できる。?患者の視点に立ち、費用効率の高い医療を提供することができる。?医の倫理(臨床倫理:自己決定権の尊重、幸福追求、無害性、公平・公正)、生命倫理について理解し、適切に行動できる。医療記録GIO:チーム医療や法規との関連で重要な医療記録を適切に作成し、管理できる。SBOs:?当院の電子カルテシステムの管理規定に基づいて医療記録を作成、管理する。?診療録(退院時サマリーを含む)をPOS(problem oriented system)に従って記載し管理できる。?処方箋、指示箋を作成し、管理できる。?診断書、死亡診断書(死体検案書を含む)、その他の証明書を作成し、管理できる。?紹介状と紹介状への返信を作成でき、それを管理できる。緩和・末期医療GIO:緩和・終末期医療を必要とする患者とその家族に対して適切に対応するために、必要な基本的知識・技能・態度を身につける。SBOs:?患者およびその家族の心理社会的側面への配慮ができる。?緩和ケア(WHO方式がん疼痛治療法を含む)に参加できる。?告知をめぐる諸問題への配慮ができる。?死生観・宗教観などへの配慮ができる。?死後の法的処置を適切に行い、家族に対して精神的支援を行うことができる。Evidence-based MedicineGIO:科学的根拠に基づく医療を行うために、EBM(evidence-based medicine)を理解し、実践できる。SBOs:?EBMの4つのステップ(1疑問点の抽出、2文献検索、3文献の批判的吟味、4外的妥当性の評価)を説明できる。?臨床的疑問点(治療、診断、予防、予後など)を明確化できる。?文献検索ができ(MEDLINEなど)コクランライブラリーなどの情報収集手段が活用できる。?疑問点解決に有用な文献を選択し、文献の質の評価法を実践できる(内的妥当性の検討、研究デザインの評価、結果の統計学的・医学的評価)。?得られた文献の結論と臨床的疑問点との類似点・相違点を判断し、臨床応用できる。2教育に関する行事4月:オリエンテーション(含む、岩手県主催のものと合同開催)医療面接研修会、(SPを交えた研修会)他3指導責任者オリエンテーション指導責任者:谷田達男(医師卒後臨床研修副センター長)Iwate Medical University 40