岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム

岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム page 48/254

電子ブックを開く

このページは 岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム の電子ブックに掲載されている48ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
初期臨床研修プログラム体験VOICE人間の尊厳に関わる脳神経外科の道を地域医療の砦としての大学病院で学ぶ研修先は、いろいろな病院を見学し、多くの先生方からアドバイスをいただいた上で、母校で研修することを決....

初期臨床研修プログラム体験VOICE人間の尊厳に関わる脳神経外科の道を地域医療の砦としての大学病院で学ぶ研修先は、いろいろな病院を見学し、多くの先生方からアドバイスをいただいた上で、母校で研修することを決めました。大学病院は、大学でしかできない検査もある為、市中病院から紹介されてくる患者さんも多く、地域医療の最後の砦で何がなされるかを知ることができるのは本当に有意義です。岩手はもちろん秋田・青森も含む広域医療の中核を担う現場で、自分の技量を鍛え上げていきたいと思っています。脳外科医を目指すことを考えたのは、学生の臨床実習の時、先生方から常に「患者さん、患者さん」という言葉が出てきて「患者さんを優先する」という医局の雰囲気が伝わってきたからです。そして、何と言っても、脳は人間の尊厳に関わる部分だということ。血管障害、脳腫瘍、機能外科、脊髄疾患など、それぞれの専門分野を研修医のうちから経験し、脳について深く学びたいと考えています。女性だから外科は無理だと思いたくない初期臨床?佐藤由衣子宮城県仙台市出身2011年3月/岩手医科大学卒2011年4月?/岩手医科大学附属病院初期臨床研修医岩手医科大学大学院医学研究科・博士課程2年[脳神経外科]専攻患者さんの半数は女性です。いろいろな科を回っていて「女性の先生がいい」という方に出会います。女性にしか分からない女性だけの悩みや相談もあると思います。そんな患者さんの期待に応えていくためにも、女性として脳外科医を目指したいと思っています。女性医師がキャリアを閉ざされてしまうことのないように、様々なサポート体制があるのは心強い事だと思います。今後、医師としての仕事や研究、さらに結婚・出産・育児が重なることを考えると、正直厳しいなと思いますが、社会人大学院制度により、早い段階で学位を取ることができることを、是非知ってもらいたいと思います。患者さんの尊厳を大切にしながら、先輩方の元、多くのことを学び、自分の進むべき道を探したいと思っています。●佐藤由衣子の研修ローテート4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月1年次選択必修選択必修循環器内科消化器内科救急科神経内科糖尿病内科外科麻酔科選択必修精神科呼吸器内科4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月2年次選択呼吸器外科選択脳神経外科地域種市選択脳神経外科47Iwate Medical University