岩手医科大学 医師卒後臨床研修プログラム page 70/254
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選択必修科目外科1目標と特徴全人的な外科診療が実践できる医師を養成するため、次の項目を到達目標とし、外科総合カリキュラムとして学習する。また、実地臨床症例を教師とし、体験から自己学習を促進する。1総合目標?医の倫理に配慮し、外科診療を行う上での適切な態度と習慣を身に付ける。?外科医として、適切な外科の基本的臨床的判断能力と問題解決能力を習得する。?外科医に最も必要とされる周術期管理を習得する。?手術を適切に実施するため、外科の基礎的能力を習得する。2経験すべき検査・手技・手法【基本的な臨床検査】GIO:病態と臨床経過を把握し、医療面接と身体診察から得られた情報をもとに必要な検査をA………自ら実施し、結果を解釈できる。A以外…検査の適応が判断でき、結果の解釈ができる。SBOs:必修項目下線の検査について経験があること。*「経験」とは受け持ち患者の検査として診療に活用すること。Aの検査経験の自ら実施する部分については、受け持ち症例でなくてよい。選択必修科目?一般尿検査(尿沈渣顕微鏡検査を含む)?便検査(潜血、虫卵)?血算・白血球分画?血液型判定・交差適合試験A?心電図(12誘導)A、負荷心電図?動脈血ガス分析A?血液生化学的検査・簡易検査(血糖、電解質、尿素窒素など)?血液免疫血清学的検査(免疫細胞検査、アレルギー検査を含む)?細菌学的検査・薬剤感受性検査・検体の採取(痰、尿、血液など)・簡単な細菌学的検査(グラム染色など)肺機能検査・スパイロメトリー髄液検査細胞診・病理組織検査内視鏡検査超音波検査A単純X線検査造影X線検査X線CT検査MRI検査【基本的手法】GIO:基本的手技の適応を決定し、実施できる。SBOs:必修項目下線の手技を自ら行った経験があること。?人工呼吸(バッグマスクによる徒手換気を含む)?心マッサージ?圧迫止血法?包帯法?注射法(皮内、皮下、筋肉、点滴、静脈確保、中心静脈確保)?採血法(静脈血、動脈血)?穿刺法(腰椎、胸腔、腹腔)?導尿法?ドレーン・チューブ類の管理胃管の挿入と管理局所麻酔法創部消毒とガーゼ交換簡単な切開・排膿皮膚縫合法軽度の外傷・熱傷の処置気管内挿管除細動69Iwate Medical University